ロシア、インターネット停止に直面か…

ロシア、機器不足によるインターネット接続障害に直面

ロシア最大の企業家組合であるRSPP通信・IT委員会は、通信機器の不足による大規模なインターネットサービスの停止が間近に迫っていることを警告しています。

同委員会は、ロシアの通信業界が直面している現実的な課題を反映した文書を作成し、その課題を軽減するための具体的な提案も示しました。

この文書を見たロシアのメディアは、委員会が通信事業者の機器の備蓄があと半年しか持たないことを強調しており、その警告は悲惨なものであると述べている。

欧米の機器メーカーが市場から撤退し、ロシアの事業者に部品を販売しなくなったため、早ければ今年の夏に最初の目立ったサービス停止が始まるかもしれない。

さらに、まだ購入可能な機器の価格は40％上昇しており、ルーブル安が続けば、サービスプロバイダーの経済的な複雑さはさらに深刻になる。

「最大手の通信事業者の資本支出は、投資計画の縮小を考慮しても、2021年の3900億ルーブルから2022年には4500億ルーブルに拡大する」と委員会は述べています。

この問題に対処するため、あるいは少なくともその影響を軽減するために、RSPPはロシアデジタル開発省に提出する以下の方策を提案している。

2022年のユニバーサルコミュニケーションサービス基金への拠出を一時停止する。
無線周波数帯の使用料を50％削減
固定資産税の税率をゼロにし、産業界の従業員の所得を非課税にする。
しかし、Kommersantは、MTS、MegaFon、VimpelCom、ER-Telecom、GSグループ、ロシア鉄道が加盟するIT組合が提起した問題に対して、同省が抜本的な対策を講じる可能性は低いと報じている。

同省は、「成功や業績向上は、国の支援ではなく、企業自身の優れた意思決定の結果である」と、非公式に懸念を否定しているという。

IT専門家の大量流出
ロシアのIT企業にとってもう一つ大きな頭痛の種となっているのが、優秀な人材が大量に国外に流出する現象である。

この問題は、カスペルスキーの共同創業者で元CEOのナターリヤ・カスペルスカヤ氏が、2月末からIT専門家の流出が非常に大規模になっていると述べたことで初めて明らかになった。

先週には、大手インターネット調査会社のオーナーであるエフゲニー・プリゴジンが、外国への人材流出を食い止めるために、正当な理由なく仕事を辞めた者に罰金や渡航制限を課すなどの対策を政府に公然と要求した。

逃亡した若いロシア人が空港で尋問を受けたという報告もあるが、デジタル開発省は、外国企業への人の移動を妨げる計画の策定の可能性をきっぱりと否定した。

その代わりに国は、ロシアの雇用市場をネイティブにも外国人にも魅力的なものにするために、まともで競争力のある労働条件の必要性を強調した。

RSPPの文書は再びこのテーマに触れ、次の数カ月ですべての高資格専門家の最大30％を失う可能性があり、提供されるサービスの低下を通じて全般的な悪化を招き、すべてのセクターに影響を及ぼすと警告している。

ロシア電子通信協会が提供する最新のデータによると、5万から7万人のIT専門家がすでに国外に流出しており、4月までにさらに10万人が同じように流出する可能性があるという。

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https://www.bleepingcomputer.com/news/technology/russia-facing-internet-outages-due-to-equipment-shortage/#.YkMHjuYQSwk.twitter

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ロシアのインターネット終了のお知らせ：
・通信機器の不足による大規模なインターネットサービスの停止が間近
・通信事業者の機器の備蓄はあと半年分
・早ければ今年の夏から目立ったサービス停止が始まる
・欧米の機器メーカーが撤退
・購入可能な機器の価格も40％上昇https://t.co/7gZBZqGrzG

— 仮蔵 (@karizo2022) March 29, 2022

>>9
家庭用のショボい機器じゃなくて
データセンターとか拠点の機器とかの話だろうね

家庭用機器は暖かいレベルで済むけど
データセンターとかはサーバー等の機器が密集してて
爆熱で稼働してるからシビアでちょくちょく劣化で故障する